<兎角亭>
えほん
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オマケ
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ふたりが急いで歩いていると、道ばたでぐうぐう寝ている熊猫猫を見つけました。
そのそばには、大きな袋が置いてありました。
「子どもたちは、あの中にいるにちがいない。」
お母さんが袋を開けると、六匹の子猫たちが元気よく飛び出してきました。
子どもたちは、お母さんに抱きついて、にゃあにゃあと喜びました。
「さあみんな、ごろごろの石をひろっておいで。熊猫猫の袋につめこんでやろう。」
みんなでせっせと石を集めてきて、袋いっぱいにつめこむと、
お母さんが元どおりに袋をとじました。
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